2011年2月28日月曜日

BON!




さて、準備もほぼ完了。只今、出発約12時間前。今から寝まーす。
相も変わらず、ギリギリガール。
ま、でも今回はこれでもまだマシなほうで。
それなりに予定どおり、こんなもんでしょー。

約3ヶ月のリヨン生活を終え、明日からいよいよパリ。
そして、1日から早速仕事開始。めっちゃ働かなあかん。
しかもフランス人ばっかのとこでー。
色々不安やなー。でも一番不安なんは早起きやなー。

という色々な心配ごとのせいか、数日前から体調を崩し、
最後のリヨンは関節痛と頭痛と下痢との戦いでした。
が、それもだいぶマシになり、ちょっと安心。


さーてでは寝るか。

今回の写真、どの写真にしようか迷って、なんとなくアルノとのツーショットもセレクト。
なかなかの男前っしょ?ってそれがこの写真にした理由ではない、笑。

彼は語学学校のdirecteur、つまり校長先生です。
個人的に、もの凄いお世話になったとかではないけれど、
(とか言ったら失礼やけど)
学校での生活はリヨンでの大部分をしめたし、
この学校がリヨンになかったら私はリヨンに来てなかったかもしれないし、
(というのも彼の奥さんは日本人で学校のスタッフさん、
しかも、この学校の学費が他よりだいぶ安かったのら。)
というようなモロモロの事情などもありーので、
私のリヨン生活を現す代表者に勝手に任命してみた。

で、一番上の写真はフランスのゆうパックみたいなん。
私より一足先にパリに送ったお荷物たち。
この箱かわいいよねー。
日本の皆さん、その内、この赤色版で荷物が届く人がいるかもしれませんよー。
ま、全く期待しないで頂きたいですが。(←じゃあ言うなよ。笑)

ほいでは、次回はおパリから〜。
Salut!!

2011年2月25日金曜日

want to paint?

今日は雨でした。
フランスは(リヨンは?)そんなに雨がふりません。
時期的なものもあるかもしれないけど、
こっちに来て、ザザ降りの雨というのを一度も経験したことがないです。
小雨しか降らないので、フランス人はめったに傘をさしません。
逆に小雨で傘をさしていると若干恥ずかしいくらいです。
なので、フードが大活躍です。
パーカー好きのフード好きなので、その辺はあまり違和感なく順応できて良かったです。
って、非常にどうでもいいことですが。

ところで、そんな本日、セドリックとデートの予定でしたが、あえなく中止。
ちょっと前に、リヨンで最近開発が進んでる、クールなスポットに連れてってあげるよ、
と言っていたのを覚えていてくれたらしく、パリに行く前にってことやったんですが。
残念、無念。
雨にくわえて、なにやら、車がどうのこうの、、、ってなんかトラブルがあったみたいで、
「desole(ゴメン)」と言われてしまいました。チーン。

ま、しゃーなし。

で、んじゃ、帰ろうかな、どうしようかな、と考えてたら、
「want to paint?」
と言われたので、「あ、うん。」と、とっさに答えてしまいました。

ちになみに、英語。
それぐらいのフランス語ならわかるぜ!!
それより、さっきの車のトラブルのくだりの方が英語で言ってほしかったんすけど!
ってツッコミたかったんやけど、そんなスキルはございません。

で、ですね、セドリックはたまにこうやって「マコも絵描く?」と言って、
スケッチブックやら筆やら絵の具やらペンやら、私用に色々用意してくれるんやけど、
これは、自分が仕事(絵)に集中したい時に、そうしてるような気もする。
うん、そうそう、
「今ちょっと子供の相手してる間ないし、一人でオモチャで遊んでで」
みたいなね。そんな感じ。笑。
ま、確かに、私と話すのは、片手間にできることじゃないので、
そうする気持ちはすごくわかるし、うちも邪魔ばかりしてては申し分けないので、
そういう提案があった時は、素直に一人でお絵描きすることにしてます。

で、今日はなぜか、いつものスケッチブックじゃなくて、
キャンバスの出来損ないみたいな、板切れを与えられ、
「ペンでもスプレーでも、俺の使ってる絵の具でも、好きなん使い」って言われたので、
「じゃあ!」と、ニヤニヤとスプレーをセレクト!
これ一回やってみたかってんなー、グラフィティ。
って、グラフィティなんて全然できひんねんけどさ。
シューってやりたかってん、笑。

で、早速、隣でシューシューやってたら、
「あんまりこのニオイかき過ぎたら、頭おかしなんで、気つけや。」て言われて、
「うんうん、そやねー。」なんて言いつつも、
スプレーの発色に魅了されながら、更にシューシューやってたら、
なんかスゴイ視線感じたので、はっと見たら、
セドリックがちょっと困った顔して見てて、ん?て顔したら、
「たくさんするなら、外でしよー。ココは窓がないから、みんな臭いやろ。」
って注意されてしまいました。そらそーだ。ゴメン。

で、そんなこんなしながら、完成した作品がコチラ。
ジャン。


セドリックはいっつも誉めてくれるので、今日も例にもれず、
「c'est cool.」って言ってくれました。
そして、他のみんなにも、「コレ、マコが描いてんでー。」っていつも見せてくれます。
なので、まんざらお世辞でもないなのかなってとまぁまぁ調子にのってるのですが、
今日のは、なんと、アトリエ内に飾ってくれるとの提案が。
ワーイ!なんかめっちゃ嬉しいねんけどー!

と、ただみんなに嬉しがって言いたかっただけです。
相変わらず、そんな事細かに説明せんでええでっていうブログですよねー。

ちなみに、コチラが処女作。

何をかけばよいのか思い浮かばず、このセドリックの仕事風景をスケッチしたんね。

たぶん、この絵を結構なまでに気に入ってくれている模様で、
「コイツ結構かけるやん」って思ったのか、
これを機によくお絵描きさせられるようになった、笑。

2011年2月23日水曜日

moi,c'est MAKO!!


ワタシハマコデス。

「Je suis japonaise! ou pas!?!?」
「N'importe.」
「Voici mako.」
「Donc,l'importance ,c'est que JE SUIS MAKO」


学校で仮装パーティーがありました。
日本で生まれ育ったので、その種のパーティーには不慣れですが、
デーハーなファッションは得意です。

というわけで、その線で攻めました。
アメリカ人の友達にズラかりて参戦。
我ながら、見事な似合いっぷり、笑。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

私は日本人!ではないか!?
んなことはおいといて、
これがマコなんよ。
だからね、重要なことは、私はマコですっての。


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そんなスタンス。それがマコ。

2011年2月18日金曜日

C'est Cedric Georgel.

C'est Cedric.
(彼はセドリック。)

Pardon! C'est une blague !
(失礼、冗談!)

Ceci est Cedric. Cela est vrai !
(こっちはセドリック。これ本当!)

前回に引き続き、今日もL’attache特集。今回はcedric編です。
というのも、今日cedricに「ブログやってんねん。」って言ったら、
全部日本語やというのに、「アドレス教えてー」と言うので、
「L'attacheのことも書いてるねんでー」
「前回はDASのこと書いた、大好きDASって」
「んじゃ、今日はcedricのこと書くわ!」
って言っちゃったので、そういうわけです。

この写真からみんながどんな人とイメージするかはあんまし想像できないけど、
日本でのウチの男友達とほんとにノリがよく似てます。
なので、会ったら絶対みんな「あー、マコの友達っぽいぽいっ!」って言うと思う。


ヤンチャそうに見えて実は(今では?笑)そんなに(←ここミソ)そんなこともなく、
みんなに気さくで愛想良く、とても親切で色々助けてくれる。
よく冗談言って笑わせてくれるし、ウチのこともおもろがってくれる。
L'attacheのメンバーの中じゃ下から2番目の歳やけど、
一番アトリエ滞在時間が長いからか、リーダー的存在、
のようにウチには見える。そんな人。

肝心の絵の方は、鮮やかな色使いとダークな感じが常に共存してて、
それがアングラなちょっと怖い印象をウチは受けるんやけど、
結構細かいとこまで表現してて、なんだか強いメッセージ性を感じます。
たまに「これは何?」って絵の中の何かについて質問すると、
簡単に説明してくれるのですが、いつもいまいちわかりません。
とりあえず、意味があるのだなということはわかります。(そんだけ!?笑)

今書いてる絵はルーマニア人の出稼ぎにきてる人達(?)の絵。
新聞かなんかの記事の写真を参考にして、それにcedricのメッセージを加えて表現してる。
いつもそんな感じの何かちょっと社会的なメッセージがある様な絵で、
ウチはそういうのあんましよくわからんくてちょっと苦手なんやけど、
cedricの絵に関しては単純にその色使いが好みなので、彼の絵は好きです。


今日はこの他にも、唐突に「夢は何?」と聞いてみたら、
(てか、いつも発言は唐突なんですが、ワタシ。)
(だって文章の流れ作れるほど仏語力ないし。)
非常にアングラでヤンチャな意見を即答してくれましたが、
(なのでココでは具体的にいいませんが)
でも「要は毎日が楽しいこと」みたいに言い換えてたので、
んじゃ目標は?と聞くと、少しだけ間を置いて、
「ずっと絵を書く事」って言ってました。
普通やんって思うかもやけど、その辺の使いわけがとても共感できました。

そんな感じで、言葉がちょっとしか通じないからホンマは濃いはずの話も、
すごく簡単になってしまって、いつも「あーもっと深く話したいー」ってなります。
なので、一年後、もう少し話せるようになったら、
一年前からずっとこんなこと思ってたんだよーって伝えてたいもんです。
そしてら、意外に「え?この人こんな人やったん!?」とかなるかもやけどね、笑。
ま、どちらにせよ、その日が楽しみ。
この先、彼らが日本語を理解できるようになる確率は低いので、うちの頑張り次第やけど。
でも、最近セドリックはワタシのお陰で、
「こんにちは」「ありがとう」「さよなら」「乾杯」の意味は把握し、
「私はセドリックです」と言えるようになりました。
そして「ちゃん」「君」「さん」「っち」の使い分けもできます。
なのでこの頃はワタシのことを「マコチィ」と呼びます。

以上、cedric特集でした。
さて、彼はこのブログを見てなにを思うのかなー?笑
cedricの為に仏語の文章も少し書こうかと思ったけど、シンドイのでやめ。
もう寝まーす、笑。Bonne nuit.

2011年2月16日水曜日

DAS特集

今日もまたちょびっとだけL'attacheに遊びに行ってたんやけど、行ったら、なんか変な音楽流れてて、「なんやこれ?」思ってたら、Cedricが「ジャポン」って言うから、良く聴いたら、なにやら、能か狂言かよくわからんけど、そういう感じの詩でした。
で、なんでこんなん聴いとんねんって、一人日本語で呟いてたら、
Cedricとお隣の46歳ムッシューの絵描きさんことDASの二人が、
「よ〜っぉ!」とか「おぉぉ〜〜っ!」とか、その詩をマネしてたのが、
すごいおもろかったんやけど、
てか、DASはCedricとウチみたいなおちゃらけキャラじゃなくて、
すごい優しくてちょっと控えめで知性ある感じのおっちゃんやのに、
そういうことすんにゃってのがめっちゃおもろかったのね。

で、そのDASに「マコ、これ何言ってるかわかる?」って聴かれて、
「わからんー。」って答えたら、
二人ともから、「なんでわからんねん!』的なこと言われたっぽくて、
Cedricに「マコは日本語わからんの?日本人じゃなかったっけ?コリアンやっけ?」
って冗談いわれて、おまけに、
「日本人は街中でこんな風にしゃべってるんちゃうん、笑」みたいなノリですごいからかわれました。
ので、「ちゃうわー!」てきなリアクションしときましたが、
ま、この話は半分以上冗談で言ってるっぽかたっけど、
前に、「15〜20年くらい前まで、フランス人の多くの人が、日本にまだ侍がいると思ってた」って、本気で言ってて、それには度肝抜かれた。

とか、また別の話やけど、他のクラスが授業してる横で休憩してたら、
先生に呼ばれて「ハラキリってわかる?」って、他の外国人の生徒の前で聞かれたので、
切腹のジェスチャーしたら、「そう、これね、自殺のことね。」みたいな感じで、
みんなに説明してて、「この授業の教材は一体何?」とかすごい疑問やったんやけど、
その後に「切腹と同じこと?」って質問されたから、「一緒だよー。日本人はハラキリとは言わないよ、切腹って言うの」って答えたら、
外国人の子が「切腹の方が(響きが)クールや」って言われて、「そこ!?」ってめっちゃ笑けました。

なんか、こういうのがめっちゃオモロイです、ワタシ。
あー、これが外国の人なんやなーって。

で、そんな外国の人の描く日本はこんなんです。

DASのシリーズジャポン。以前に描いたものをわざわざ出してきてみせてくれました。
すごい面白いよねー!

そんなDAS、いつもはこんな風な絵描いてます。

こやって描いてくのね。

うち、DASの絵けっこう好きねんなー。なんか温もりある。

そして、うちはそんなDASのこともすごい好き。
ほんまに素敵なおじちゃんやねん。


そんな癒し系ムッシュ、DAS特集でした。
チャンチャン。


2011年2月2日水曜日

紹介します

また久々の更新となりました、マコラム。
1月は散々色々と悩み、あれよあれよと過ぎ去ってしまい、早2月です。
みなさん、いかがお過ごしですか?

私はと言うと、少しずつ自分の歩きたい道が見えてきて、
まだそこの通行書は発行されていないけど、気持ち的にはちょっと前進していう今日この頃です。

そんな中で、ちょくちょく話を聞いてくれ、気に掛けてくれる語学学校の友達と、
遠い日本で私のやたら長いmixi日記やメールに丁寧なメッセージをくれる友達、
本当に感謝です。心からありがとう。

そして、もう一人、いや、もう数人、ここ2ヶ月程の間、私のリヨンでの生活を、
よりリヨンらしく彩り、助け、楽しませてくれていた、大切な友達がいます。

そう、出会ったのはリヨンに来て2週間目が経つ頃だったのだけど、
今まで、言わなかったのは、まだ友達じゃないかな、、、、とか思ってたからで、、、
というとなんか変な感じやけど、でもやっぱそうなんよね。

でも、今日、改めてみんなに紹介したい。
アトリエ「L'attache」のみんな。
学校に下にある8人の絵描きさんのアトリエ、それが「L'attache」。

ここのみんなは、本当に優しいく、今や、私の大切な友達です。
しかも、日本語の話せないフランス人、そして、私と彼らの間に仲介がないという、
フランスで自力で作った記念すべき友達なのです。

ほっとんど、言葉のコミュニケーションができひんのに、
いつも笑顔で迎えてくれて、昨日なんて、なぜか、私もミーティングに参加していました。
ま、なぜかというか、そこにたまたまワタシが居たからなんやけど、
でも、あまり「オマエ何でおんねん?」的な雰囲気がなくて嬉しかった。
会議中はほぼ放置されてたけど、何回か「マコ理解してる?」って聞いてくれたり、
(勿論できてるわけないのはわかってて、笑)
飲み物とお菓子すすめてくれたり、まるで誰かの子供みたいやったけど、
その後の雑談中も、みんなが話に夢中になるとわりと放置されてたけど、
「は!」と気付いては「マコごめん。」って言って、
簡単なフランス語で話しかけて私を会話の中心に置いてくれたり、
それって単に気つかさせてるだけやんって言ってしまえばそうなんやけど、
でもみんなの最近の接し方はそうゆう感じでもない気がするのねんな、
フランス語が上達するようにって、いっぱい協力してくれるし、
すごい励ましてくれるねん。ものすっごい片言で話しても、
「うん、わかるよ!マコの言ったこと理解できるよ!」って言ってくれるし、
うちが「あー、フランス語難しい〜」って落ち込んでたら、
「C'est pas grave!!」(大したことじゃないよ!)
「petit a petit, l'oiseau fait son nid」っていうフランスの諺を言ってくれる。
“鳥は少しずつ巣を作る”って意味で、日本語の“雨だれ石を穿つ”と同じです。」

そんなこんな素敵な友達の作品も見せたいのだけど、それはまた今度で、
今日は日本のみんなに生のフランス語をお届け。
まさに、ワタシのことを若干忘れ気味で話し込んでるセドリック(左)とステファニー(右)。
この二人がワタシの一番の仲良しさんです。
ちなみに、ここはセドリックの自宅。広くてセンスのいいお家で羨ましい!