2011年4月4日月曜日

c'est paris ca.




最近、フランス語に対する印象がだいぶと変わりました。

よく、フランス語の話せない日本人がフランス語のモノマネをする時の音の感じ、

口先から流れるようなあの感じ、

あの聞こえ方が全くしなくなった今日この頃です。

フランス人のフランス語はもっとパキパキした印象に変わりました。

口をすごくよく動かすし、だから顔の筋肉が鍛えられてあんなに上手に笑顔が作れるのかなーって思います。

で、逆のことをよく言われます。

日本人はほとんど口を開けずに話すから、フランス語の発音ができないんだよって。

「もっと開いて!」って。


あと、「コレ」って意味に「ce(セ)」とか「ca(サ)」とかあるんやけど、

この「ca」が、よく文末にくるので、

日本語の「〜〜さ!」とか、どこかの方言の「〜〜サぁ。」とかとちょっと被って、

変な親近感というか、勝手なニュアンスを付与してしまってる自分がいます。

例えばですね、タイトルの言葉「セ パリ サァ」てな感じで発音するので、

そのまんま日本語でも捉えられるっしょ?


で、このフレーズですが、上の写真の風景を見せてもらった時に言われた言葉です。

この写真、iphoneで撮ったし全然上手に撮れてないので、

全然その感動が伝わってないと思いますが、

これは店の子の家(8階建アパルトマン)の屋根の上からの風景です。

彼は生粋のパリジャンで、そんな彼の、

パリが一望できるプライベートプレイスから、

「これがパリだよ!」なんて言われたもんなら、そら「かっこええ〜」

ってなりますよねー?

え?ならん?私だけ?単純過ぎ?ミーハー過ぎ?


いや、でもさ、自分ちの屋根の上のぼったら、

エッフェル塔だの、モンパルナスタワーだの、

遠く向こうの丘にはサクレクール寺院だの、

が見えてしまうんとか、カッコええやん。

うちもそんなん言ってみたいわーって思ってました。

我が家の屋根の上に登ってもなんもみえんもんな、笑。


それにしても、リヨンにもあったけど、フランスのアパルトマンの屋根の上には、

ちっちゃい煙突がポコポコあって、これがカワイイ。

そやねん、この写真、どっちかっつーと、風景より、

このポコポコのほうに気がいってる写真なんよね。

この煙突をもっとカワイク撮りたいのに。

地上からじゃ望遠レンズないし撮れへんねんなー、、、、、。



とまぁ、なんだか大して身のない話になってしまいましたが、

そんなゆるい時間の流れも感じられるようになった今日この頃です。


では、また。